1ハロン(200メートル)を15秒平均のスピードで走る、または走らせること。14―14、13―13も同じで調教でのペースを表す言葉。「普通のキャンター」と言われるのが1ハロン20秒ぐらいで、「大きめ」というと17〜18秒で駆けることをいう。15―15というと馬を仕上げる上でのひとつの目安で、デビュー前の馬や休み明けの馬はこの15―15ができると最終段階の強い調教へと進んで行く。また、使い込んでいる馬の場合は「レース間隔が詰まってるから15―15で十分だ」などと、タイムとは関係なく軽い攻め馬という意味で使っている場合も多い。