一般に暗灰色であるが白い刺し毛が混じっている毛色のこと。つまり頭部、四肢の下部および長毛(たてがみなど)は原毛色であるが、その他の部分に白色毛が混じっているものである。原毛色の違いによって栗粕毛、鹿粕毛、青粕毛などと区別されている。
原毛色の地に肩や頸、下肢等に白い刺毛が混生する。原色毛によって栗粕毛、鹿粕毛、青粕毛と表記することもある。加齢によって刺毛は増加するが、芦毛と違い完全には白くならない。比較的古い品種に見られ、北海道和種では半数以上を占める。その他にクォーターホース、アメリカ乗用馬、テネシー常歩馬、シェトランドポニーなどで偶に見られる。アラブ種、サラブレッドではほぼ見られない。